長距離無線ネットワークインカムシステム

 

長距離間の同時相互会話を可能に

 

 

   長距離無線ネットワークインカムシステムとは

        長距離無線ネットワークインカムシステムとは、長距離間を専用機器でWiFiでネットワークを構築して閉じられた
        LAN環境の中でインカムシステムを用いて複数人と同時に相互に会話が可能なシステムです。
        長時間稼働燃料電池を併用することで電源のない場所でもネットワークの構築が可能です。
        

   長距離無線ネットワークを構成する機器

        長距離無線ネットワークは長距離間の通信を可能とするP310とネットワークに参加するためのアクセスポイント
        であるT301から構成されます。
        P301は見通しが良い場合は10Kmほどの距離を無線で接続することが可能で、機器は軽量でかつ設置も簡易に可能で
        臨時のネットワーク構築や、常設のバックアップのLAN構築も可能です
        T301はP310で構築したネットワークに参加するためのWiFiアクセスポイントです。
        利用者はこのアクセスポイントを通して構築した無線ネットワークに参加することができます。
          

   長距離無線ネットワークの特徴

        インターネット回線がない山間部などで、簡易に無線ネットワークを構築できます。
        また停電等で回線が使用できない場合に、長時間稼働燃料電池を併用することで停電時でもローカルネットワーク
        の利用が可能となり、携帯電話などが使用できない状態でもインカムシステムやカメラなどを使用し情報の共有
        をすることが可能です。
        

   長距離無線ネットワークインカムシステムの活用例

     例1 遠隔地での共同作業
       ・送電線の延線工事など、同時に状況を共有したい場合などにリアルタイムで全員の声を聴くことができ
        また電話感覚で会話できるため、遠隔地とその場で話をしているような感覚で会話が可能です。
        
     例2 大規模な駐車場棟の誘導整理
       ・大規模なイベントでの複数に分かれた駐車場や、大型の駐車場などで現在どこが空いてるかなどを整理員
        同士でで会話することで、来場者の誘導をスムースに行い入場の渋滞などの緩和が可能です。
        
     例3 災害時の避難所間での情報共有
       ・災害発生時に停電など発生した場合は携帯電話等も使用できなくなるため、燃料電池などを併用し複数の避難所を
        ネットワークで結び、各所にいる担当者間で避難所の状況を共有し物資の有効活用などを行うことが可能です。